こちらは私の著書「はじめてのブログをワードプレスで作るための本」の読者さま専用ページです。
スピーディーに記事を書くためにはいくつかツールがあると助けになります。ワードプレスに便利な機能を追加できるプラグインをいくつか紹介するので、興味があればインストールして使ってみてくださいね。
ADD QUICK TAG(定型文などボタンの追加)
1つ目はよく使う文章やコードのボタンが作れる「AddQuicktag」です。
(図:6-3-1)AddQuicktagのプラグイン追加画面
通常通り検索してインストールします。このプラグインをインストールすると(図:6-3-2)のようによく使う内容のボタンを追加できます。
どうボタンが増えるのか、まずはエディタを見ていきましょう。
(図:6-3-2)AddQuicktag使用時のテキストエディタ
テキストエディタには見出しボタンがありませんので、そういったよく使う機能を追加したり、よく使う定型文を登録しておくと時短になります。
大体わたしは文字装飾やSNSアカウントなどもボタンを作っておきます。のちほど文字装飾の方法も紹介しますね。
(図:6-3-3)ビジュアルエディタ
ビジュアルエディタの場合は(図:6-3-3)のようにプルダウン式になります。
見出しボタンのありがたみを感じないかも知れませんが、見出しの見た目を変更する場合などは有用になります。
(見出しデザインの変更はCSS編集のところで解説しています)
また、よく使う単語やフレーズはパソコンやスマホの入力機能で、辞書登録もしてしまうのもオススメです。
例:「おは」→変換→「おはようございます。」
のように短い入力で出るようにすると文字の入力量が半分以下になります!
ブログでしか使わないような言葉は、よみ設定の先頭に@などをつけ「@おは」のようにすると普段の生活の邪魔になりません。
ADDQUICKTAGの設定方法
事前準備としてプラグインの新規追加で「AddQuicktag」を検索し追加・有効にしてくださいね。
プラグイン一覧の設定、もしくは設定>AddQuicktagから設定画面を開きます。
(図:6-3-4)AddQuicktagの設定画面
AddQuicktagの設定画面(図:6-3-4)を開くと上部に新規設定画面、下部がワードプレスの初期設定でもともとあるボタンを非表示するにための設定画面となっています。消したい初期設定のボタンはチェックを入れると消えます。間違って押さないように不要なボタンは消してしまう、というのも1つの手ですね。
(図:6-3-5)見出しのタグを新規追加する
「開始タグと終了タグ」を(図:6-3-5)のように分けて入力すると、文字列を選択してからボタンを押したときに最初と最後にタグを入れてくれます。
定型文の場合は開始タグと書いてある上段だけに入れればOKです。
「ダッシュアイコン」はビジュアルエディタでプルダウンしたときに一部についてたアイコンを指定できるところです。
右側のところは先頭3つにチェック入れてください。入力が終わったら「変更を保存」で完了です。
同じように小見出しの<h3></h3>と<h4></h4>くらいまで作っておきましょう。
赤字と蛍光ペンなど文字装飾の登録方法
CSS編集の説明で文字の装飾を紹介します。太字を赤字にする方法と強調部分にマーカーを引いたようなデザインにする方法です。
その装飾用のボタンを作っておきたい場合は合わせて作っておきましょう!
(図:6-3-7)文字装飾のボタンを作る
まずは(図:6-3-7)のようにボタンの設定をします。
内容は以下のとおりです。
名前 | 開始タグ | 終了タグ |
赤太字 | <span class=”b-red”> | </span> |
マーカー | <span class=”m-green”> | </span> |
名前はお好みで大丈夫です。
文字の装飾を行う場合はspanで囲みclassと書いたものを”呼び出す”形で使用します。
このclass=””の中身はクラス名なのでこれもお好みで構いませんが、特にこだわりがなければ同じように入力してください。
判断基準のオススメは、サイトのアドレスやメールアドレスなどブログ以外でも使うようなものは辞書登録に、ブログの中だけで使うものはAddQuicktagに任せることです。
アイディア次第で用途が広がりますね!
TABLEPRESS(表組を簡単に作り管理する)
(図:6-3-9)TablePressのプラグイン追加画面
続いて表のHTMLタグが簡単に作れるTablePressもオススメです。こちらも入れる場合は検索してインストール>有効化までしましょう。
(図:6-3-10)TablePressの新規追加画面
このプラグインはインストールして有効化すると横のメニューに項目が追加されるタイプです。
「TablePress>新しいテーブルを追加」と開くと(図:6-3-10)の画面になります。
表の名前や説明は実際にページに表示させることも出来るので、その点を踏まえて書いておきましょう。
行数と列数を決めたら「テーブルを追加」をクリックします。
(図:6-3-11)表の中身を作成する画面
指定した内容の表が(図:6-3-11)のように出てきます。内容はここで入力します。画像を入れたりリンクを入れたりすることももちろん可能です。下の方にある「変更を保存」をクリックして保存します。
(図:6-3-12)表を挿入するのは記事の投稿画面から行う
(図:6-3-12)のように投稿画面にボタンが増えているので「TablePressからテーブルを挿入」ボタンをクリックします。すると次ページの(図:6-3-13)テーブル一覧画面が表示されます。
(図:6-3-13)テーブル一覧画面
このテーブル一覧画面(図:6-3-13)から使いたい表の「ショートコードを挿入」ボタンをクリックします。
すると対応したショートコード[table id=1 /]←こんな感じのものが入ります。
プレビューをすると見れるようになりますが、実際に公開される表は(図:6-3-14)のように読者がソートをかけたり出来る高機能なものです。
(図:6-3-14)見出し部分をクリックすることで並び替えが可能
表の見本
見出し1 | 見出し2 | 見出し3 |
---|---|---|
100 | 200 | 300 |
400 | 500 | 600 |
カンタンに表が挿入できるのはもちろんですが、表をすべてTablePressで一元管理できるという部分も良いポイントです。
同じ表を別の記事で説明するのにも利用できますし、価格表などは価格が変わった際にTablePressで直せますからね。